高校の卒業式での謝辞は、三年間の思い出と感謝を伝える、人生の中でも特別な瞬間です。
「泣ける謝辞」を作りたいと思っても、何から書けばいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
この記事では、感動を呼ぶ謝辞の構成や書き方、そしてすぐに使える最新の例文をたっぷり紹介します。
心に響く言葉の作り方から、話すときのコツまで丁寧に解説しているので、初めての方でも安心です。
あなたの「ありがとう」が最高の形で届くように。
この記事を読めば、卒業式の舞台で自信を持ってスピーチできる、感動的な謝辞が完成します。
高校卒業式の謝辞とは?“最後のありがとう”を伝える大切な時間
高校の卒業式は、長い学生生活の締めくくりとして、誰にとっても特別な瞬間ですよね。
その中でも「謝辞」は、卒業生を代表して、支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝える最も重要なスピーチです。
この章では、謝辞の意味と役割、そして「泣ける謝辞」がなぜ人の心を打つのかを解説します。
謝辞の意味と役割
謝辞とは、卒業式の中で卒業生を代表して述べる感謝の言葉のことです。
校長先生や教職員、保護者、地域の方々など、これまで関わってくれたすべての人に対し、感謝を伝える役割を持っています。
つまり、謝辞は「高校生活を支えてくれた全ての人への感謝の集大成」なのです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 目的 | 関係者への感謝の気持ちを伝える |
| 話す人 | 卒業生代表(男女1名またはどちらか) |
| 時間の目安 | 約3〜5分程度 |
なぜ「泣ける謝辞」が心に残るのか
形式的な挨拶よりも、心からの言葉の方が人の心に強く残ります。
特に「泣ける謝辞」と呼ばれるスピーチは、話す人の素直な感情が伝わり、聞く人の共感を呼ぶため印象に残るのです。
綺麗な言葉を並べるよりも、リアルな感情を込めることが大切だと覚えておきましょう。
謝辞に込めたい3つの想い(感謝・成長・未来)
泣ける謝辞を作るための基本は、この3つの想いを軸に構成することです。
| 想い | 伝えたい内容 |
|---|---|
| 感謝 | 先生・家族・仲間へのお礼 |
| 成長 | 高校生活を通して学んだこと・乗り越えた経験 |
| 未来 | これからの夢や新しい一歩への決意 |
この3つの想いを素直に言葉にすることで、聞く人の心を揺さぶるスピーチになります。
泣ける謝辞を作る3つのステップ
感動を呼ぶ謝辞を作るには、形式的な文章ではなく、自分の心から出てくる言葉が欠かせません。
この章では、「泣ける謝辞」を書くための3つのステップを具体的に解説します。
どのステップも難しくありませんが、少しの工夫でスピーチが見違えるほど心に響くものになります。
① 感謝の対象を整理する(誰に伝えるか)
まず最初に考えるべきは、「誰に感謝を伝えたいのか」です。
一般的には、校長先生や教職員、保護者、友人などが対象ですが、自分にとって特別な人を思い浮かべてみましょう。
「誰のおかげで今の自分があるのか」を意識するだけで、言葉の深さが変わります。
| 対象 | 伝える内容の例 |
|---|---|
| 先生方 | 学びや挑戦を支えてくれたことへの感謝 |
| 家族 | 毎日の支えや励ましへのお礼 |
| 友人 | 一緒に過ごした思い出への感謝 |
感謝の相手を明確にすることで、スピーチの方向性が自然と定まります。
② 思い出や体験をエピソード化する
次に大切なのが、心に残るエピソードを取り入れることです。
「文化祭での努力」「クラスでの出来事」「部活動の経験」など、具体的な体験を語ることでリアリティが増します。
このとき、“誰とどんな気持ちで過ごしたか”を描くと、聞き手が情景を思い浮かべやすくなります。
| 体験のテーマ | 伝え方のヒント |
|---|---|
| 行事 | 努力や達成感、仲間との絆を中心に |
| 授業 | 学んだ内容よりも「先生の言葉」を印象的に描く |
| 日常 | 小さな出来事を「気づきの瞬間」として語る |
たとえば、「放課後、教室で遅くまで練習した日々」など、情景が浮かぶ表現を意識すると良いでしょう。
③ 未来への決意で締めくくる
最後に、謝辞の締めくくりとして「これからの自分」を語ります。
ここでは大きな夢を語る必要はありません。
「支えてくれた人への感謝を忘れず、自分のペースで歩んでいきたい」といった、前向きで誠実な決意を添えるだけで十分です。
| 方向性 | 表現例 |
|---|---|
| 前向きな姿勢 | 「学んだことを胸に、これからも努力を重ねていきます」 |
| 感謝の再確認 | 「支えてくれた皆さんへの感謝を忘れずに歩みたいと思います」 |
| 希望の言葉 | 「未来を信じて、新たな一歩を踏み出します」 |
謝辞は「過去の感謝」と「未来への希望」をつなぐメッセージです。
3つのステップを意識することで、自然と心を打つスピーチが完成します。
【テンプレート付き】高校卒業式謝辞の基本構成
謝辞は、感謝と未来への想いを伝えるスピーチです。
でも「どんな順番で話せばいいのか分からない」と悩む人も多いですよね。
この章では、高校卒業式にふさわしい謝辞の構成と、すぐに使えるテンプレートをご紹介します。
導入(開式の感謝・出席者への挨拶)
最初に行うのは、式の開催に対する感謝と、出席者への挨拶です。
ここでは、形式的な挨拶文でOKです。まずは丁寧に始めることで、全体が引き締まります。
| 目的 | 表現例 |
|---|---|
| 式への感謝 | 「本日は、このように盛大な卒業式を開いていただき、誠にありがとうございます。」 |
| 出席者への挨拶 | 「ご多忙の中ご臨席くださいました皆様に、卒業生一同心より感謝申し上げます。」 |
最初の一文で“丁寧さ”と“感謝”が伝わると、聞く人の心が自然と開きます。
本文(高校生活の思い出と感謝)
次に、自分たちの高校生活を振り返りながら、感謝の気持ちを述べます。
ここが謝辞の中心であり、最も感動を呼ぶ部分です。
| ポイント | 例文 |
|---|---|
| 思い出を語る | 「3年間を振り返ると、楽しいことも辛いこともありました。文化祭や体育祭では、仲間と共に一つの目標に向かって努力し、達成したときの喜びは今でも忘れられません。」 |
| 先生への感謝 | 「時には厳しく、時には優しく導いてくださった先生方。本当にありがとうございました。」 |
| 家族への感謝 | 「いつも見守り、支えてくれた家族にも、心から感謝しています。」 |
ここで“自分らしい体験”を入れると、スピーチが一気に生き生きします。
結び(未来への希望とお礼)
最後に、未来への決意と感謝の気持ちで締めくくりましょう。
明るく前向きな言葉で終えると、会場全体が温かい雰囲気になります。
| 方向性 | 表現例 |
|---|---|
| 未来への希望 | 「これからそれぞれの道へ進みますが、ここでの学びと出会いを胸に、前を向いて歩んでいきます。」 |
| 感謝で締める | 「皆様、本当にありがとうございました。」 |
テンプレート原稿(汎用フォーマット例)
以下は、誰でも使える「高校卒業式謝辞」のテンプレートです。
自分の学校名や思い出に合わせてアレンジすることで、感動的なスピーチに仕上がります。
| 構成 | テンプレート文 |
|---|---|
| 導入 | 「本日は、このように素晴らしい卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。校長先生をはじめ、日頃よりご指導いただいた先生方、そして保護者の皆様に、卒業生一同、心より感謝申し上げます。」 |
| 本文 | 「高校生活の3年間を振り返ると、多くの出来事が思い出されます。文化祭や体育祭、部活動、そして日々の授業。仲間と笑い合い、時には悩み、励まし合いながら過ごした日々は、かけがえのない宝物となりました。」 |
| 結び | 「これまで支えてくださったすべての方々への感謝を胸に、それぞれの道を力強く歩んでまいります。皆様、本当にありがとうございました。」 |
テンプレートをそのまま使っても感動的ですが、自分の言葉で少しアレンジするとより心に響きます。
【2025年最新】高校卒業式の泣ける謝辞例文集
ここでは、実際に使える「泣ける謝辞」の例文を多数ご紹介します。
そのまま使ってもよし、自分の言葉にアレンジしてもよし。あなたの感謝と想いを、最高の形で伝えるための参考にしてください。
王道で心温まる「定番スタイル」
もっとも多くの卒業式で使われる、王道のスタイルです。
丁寧で温かいトーンが特徴で、先生方や保護者に感謝を伝えるのに最適です。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| トーン | 感謝と誠実さを重視 |
| 対象 | 先生・家族・仲間全般 |
【例文】
本日は、このように盛大な卒業式を開いていただき、誠にありがとうございます。
校長先生をはじめ、私たちを温かく見守り、導いてくださった先生方、そして常に支えてくださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。
この三年間は、たくさんの笑顔と涙に包まれた、かけがえのない時間でした。
仲間と過ごした毎日は、私にとって一生の宝物です。
これからはそれぞれの道へ進みますが、この学校で学んだことを胸に、自分らしく歩んでいきます。
皆様、本当にありがとうございました。
涙を誘う「実体験エピソード入り」
自分の体験を交えたスピーチは、聞く人の心を強く動かします。
小さな出来事でも構いません。「その時の気持ち」を大切に語りましょう。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| トーン | 感情的でリアル |
| 対象 | 特にお世話になった先生・友人 |
【例文】
三年間の高校生活を振り返ると、決して順調な日々ばかりではありませんでした。
授業でうまくいかず落ち込んだとき、先生が「失敗こそ成長の種だよ」と言ってくれた言葉が今も忘れられません。
その言葉に励まされ、前を向いて努力を続けることができました。
友人たちと放課後に笑い合った時間も、私の支えでした。
たくさんの思い出を胸に、これからの道を一歩ずつ進んでいきたいと思います。
心から、ありがとうございました。
前向きで爽やかな「希望型」
明るく未来を見つめるトーンの謝辞です。
感動しつつも、聞く人を前向きな気持ちにさせたいときにおすすめです。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| トーン | 前向きで明るい |
| 対象 | 全体(会場全員に響く内容) |
【例文】
この三年間、たくさんの方々に支えられて今日の日を迎えることができました。
学びの中で感じた喜び、仲間と乗り越えた困難、そして日々の小さな笑顔の積み重ねが、今の自分を作ってくれたと思います。
この学校で出会った全ての人への感謝を胸に、これからも前を向いて歩んでいきます。
未来はまだ見えませんが、ここでの経験があれば、どんな道でも進んでいけると信じています。
皆様、本当にありがとうございました。
短時間でも感動する「2分スピーチ版」
時間が限られている卒業式や、緊張しやすい人にもぴったりな短縮版です。
短くても感動は十分に伝わります。
【例文】
本日は、このような素晴らしい式を開いていただき、心より感謝申し上げます。
先生方、保護者の皆様、そして共に歩んだ仲間たちに支えられ、今日という日を迎えることができました。
この三年間で学んだことを胸に、それぞれの道を進んでいきたいと思います。
皆様、本当にありがとうございました。
【フルバージョン】泣ける完全原稿例(約700字)
最後に、どんな卒業式にもそのまま使える「完全原稿例」を掲載します。
感謝・成長・未来の3要素をすべて含んだ、感動を呼ぶ完成形です。
【全文例】
本日は、このように素晴らしい卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。
校長先生をはじめ、私たちを導いてくださった先生方、そして日々支えてくださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。
三年間を振り返ると、楽しいことばかりではありませんでした。
授業で悩んだ日、部活動で思うような結果が出なかった日もありました。
それでも、仲間が励まし合い、先生方が温かく支えてくださったおかげで、今日この日を迎えることができました。
文化祭や体育祭で皆と過ごした時間、放課後の教室で笑い合った日々は、一生忘れられない宝物です。
これからそれぞれの道へ進みますが、ここで学んだこと、出会った人々の思いを胸に、自分らしく歩んでいきます。
支えてくださったすべての方々に、心からの感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。
この例文をベースに、自分の思い出や名前を入れるだけで“あなたらしい泣ける謝辞”が完成します。
謝辞を作るときの注意点とNG例
どんなに感動的な内容でも、伝え方を間違えると印象が半減してしまいます。
この章では、謝辞を作る際に気をつけたいポイントと、やってしまいがちなNGパターンを紹介します。
一つひとつ見直すことで、聞く人の心にしっかり届くスピーチに仕上がります。
感謝が抽象的すぎる
「皆さんに感謝しています」だけでは、何に対して感謝しているのかが伝わりません。
感動を生む謝辞は、“具体的な行動や出来事”を交えて伝えることが大切です。
| NG例 | 改善例 |
|---|---|
| 「先生方に感謝しています。」 | 「授業のあとも質問に答えてくださった先生方に、心から感謝しています。」 |
| 「家族に支えられました。」 | 「毎朝送り出してくれた家族の笑顔が、私の励みでした。」 |
“誰が、どんなことをしてくれたのか”を入れると、聞く人の心に映像が浮かびます。
エピソードが長くて伝わらない
心を込めて話したい気持ちは素晴らしいですが、エピソードが長すぎると集中力が切れてしまいます。
特に卒業式は全体の進行もあるため、謝辞は3〜5分が理想です。
| チェックポイント | 対策 |
|---|---|
| 話が脱線していないか | 「1つのエピソード」に絞って話す |
| 時間が長くなっていないか | 声に出して読んで、3分以内を目安に調整 |
「伝えたいことを1つに絞る」だけで、メッセージの印象はぐっと深まります。
テンプレートそのままで個性がない
ネットや本のテンプレートをそのまま使うと、無難ですが印象に残りません。
テンプレートはあくまで“骨格”。
自分の体験や感情を添えることで、唯一無二のスピーチになります。
| テンプレ型 | アレンジ例 |
|---|---|
| 「文化祭では皆で協力しました。」 | 「文化祭の準備で遅くまで残ったあの日、皆の笑顔が忘れられません。」 |
| 「友人に支えられました。」 | 「落ち込んだときに声をかけてくれた友人の一言で、前を向けました。」 |
テンプレート+自分の気持ち=感動を生む“泣ける謝辞”です。
卒業式当日に感情を伝える話し方のコツ
原稿が完成しても、実際に伝えるときに緊張してしまう人は多いですよね。
せっかくの素晴らしい言葉も、声や表情で印象が大きく変わります。
この章では、卒業式当日に“自然に感情を届ける”ための話し方のコツを紹介します。
緊張を抑える呼吸とリズム
多くの人の前で話すとき、呼吸が浅くなりがちです。
深く息を吸い、ゆっくり吐くことで、気持ちを落ち着かせましょう。
「息を吸って、少し止めて、ゆっくり吐く」というリズムを数回繰り返すと、声が安定します。
| ポイント | 説明 |
|---|---|
| 呼吸 | 緊張を和らげ、落ち着いた声を出す |
| 話すスピード | ゆっくり丁寧に、一文ごとに間を取る |
| 目線 | 最初は先生方、次に友人や保護者を見ると自然 |
“ゆっくり・丁寧・深呼吸”が感情を伝える3原則です。
涙をこらえて伝える話し方
感極まって涙が出そうになるのは、それだけ気持ちがこもっている証拠です。
無理に我慢せず、少し声を震わせても構いません。
大切なのは、「最後まで言葉を届ける」こと。途中で止まらないよう、声に出して練習しておきましょう。
| 場面 | 意識するポイント |
|---|---|
| 感極まった時 | 一度深呼吸してから次の文へ |
| 涙が出そうな時 | 下を向かず、顔を上げて言葉を続ける |
| 感動の場面 | 一拍置いて“間”を作ると、より響く |
涙を抑えようとするよりも、「感情を丁寧に届ける」意識が大切です。
感情を伝える声のトーンと間の使い方
声の大きさや抑揚も、スピーチの印象を大きく左右します。
感謝の言葉はやや低めのトーンで、思い出を語るときは柔らかく、未来への希望を話すときは明るく語りましょう。
| 場面 | 声のトーン | 話し方のコツ |
|---|---|---|
| 感謝を述べる時 | 落ち着いた低めの声 | 一文ごとに間を取りながら、ゆっくり伝える |
| 思い出を語る時 | やわらかく温かい声 | 笑顔を意識して話す |
| 未来を語る時 | やや明るい声 | 前を見据える姿勢で話す |
声・間・表情を意識するだけで、同じ原稿でも感動の深さが変わります。
まとめ|心に残る謝辞で“最高の卒業式”を締めくくろう
高校の卒業式での謝辞は、これまで支えてくれた人たちへの感謝を伝える最後の舞台です。
どんなに緊張しても、心を込めて言葉を紡げば、必ずその想いは届きます。
この章では、これまでの内容を整理し、「泣ける謝辞」を完成させるための最終ポイントをまとめます。
感謝・思い出・未来をつなぐ構成を意識する
感動を呼ぶ謝辞は、「感謝 → 思い出 → 未来」という流れが自然で美しいです。
この3つの要素を意識するだけで、全体のまとまりが生まれます。
| 構成要素 | ポイント |
|---|---|
| 感謝 | 支えてくれた人たちへのお礼を率直に述べる |
| 思い出 | 具体的なエピソードで高校生活を振り返る |
| 未来 | 希望や決意で締めくくり、前向きな印象を残す |
この順番を守るだけで、誰でも自然に「泣ける流れ」が作れます。
自分らしい言葉で語ることが一番の感動につながる
謝辞の良し悪しを決めるのは「言葉の上手さ」ではありません。
大切なのは、自分の想いを自分の言葉で伝えること。
たとえ少しつかえても、緊張しても、誠実な気持ちは必ず伝わります。
完璧を目指すより、“本音を届ける”ことを意識しましょう。
卒業式の一瞬が一生の思い出になる
あなたが話す謝辞は、同級生、先生、家族にとっても大切な思い出になります。
その瞬間に流れる涙や笑顔は、これまでの努力や絆の証です。
心を込めて「ありがとう」と伝える時間こそが、卒業式の本当の意味なのです。
今日までの歩みを誇りに思い、これからの未来に向けて、自分らしく羽ばたいてください。
あなたの謝辞が、会場のすべての人の心に残る、最高のメッセージになりますように。

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